Chisato Yasui
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Category-- 境目

距離。被膜。本質。

2023-10-20 してん 境目

photo by Taisei MATSUMOTO

何も感じていないわけがない。

寧ろいろいろを感じすぎる。

だからある程度、この世界と、社会と、距離を置かないといけない。
(そういう意味で此処、結城にいるのはちょうどいい。)

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暗闇の中の、光の輪郭

2022-06-11 してん 境目

photo by Taisei MATSUMOTO

2022年4月。福岡での展示があったため、人生で初めて「福岡旅行」をしました。

そのとき、友人から、「展示会場の近くには、「東長寺」という、弘法大師が開いたとされる密教のお寺があり、そこには「地獄めぐり」と呼ばれるものが在る」と聞き、行ってみました。

 

 

「地獄めぐり」だなんてなんだか物々しい響きですが、「真っ暗で光のない中を、手摺りを伝いながら歩いていくと、途中に輪があって、それに触れることが出来たら極楽浄土へいける」のだとかで。

「いったいどんなものかな」と…。自分の運を試すような気持ちで「暗闇」に入りました。

 

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ものがたりを。

2021-01-06 してん 境目 眼

photo by Yoshiki Shigematsu

なぜわたしが作品をつくるのか、

ということはやはりなにかの節目節目に考えていることで。

2020年を終えるころにわたしがこれだと思ったのは、「ものがたりをしたい。」という気持ちが、
わたしの「つくる」ことの根っこにあるのだなということ。

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世界をかたどる情報の周辺。

2020-11-08 してん 境目 眼

アメリカ大統領選挙が、―とりあえず―終わった。(「ごねる」というのが起こるかもしれないらしいけれど。)

わたしは振りきれている(ように見える)トランプさんの政策が、善いと思えない(とりわけ白人至上主義的に見えるというところで)、と思うことも多々あったし、日本人はじめ有色人種の友人、トランスジェンダーの友人、アーティストの友人の生の声を聴いていて、彼らの気持ちに共感することも多くて。
「よかった」とこぼした。

でもそこで主人は、「そんな楽観的な話ではないよ。」と。

先に断っておくと、彼は今回の選挙について、一個人の心情として何か思うところはないということだった。

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生息域

2020-11-06 してん 境目

今朝、テレビで淡水と海水の交わるところには限られた生物が生息している、というのを聴いた。
そこでしか生きられない植物もいるのだと。

淡水と海水、同じ「水」でも、其処に含まれる栄養素や役割はちがう。

その、淡水と海水の交わるところにだけ生息できる植物というのと、自分とを思わず重ねてしまった。

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いろんな王国がある。

2020-07-28 こども してん 境目

 

世の中、ひとそれぞれに大切にしていること、価値をおいていることってあって、
その全てに共感しあえたり理解しあえたりなんていうことは、おそらく不可能。
先日みた海外ドラマで、人間のニューロンの仕組みを活かして共感をひろげれば地球は平和になる、
なんていう話が(もちろんファンタジー)出ていたけれど、それは逆に恐ろしい結果を招くのではと、

わたしはぞっとした。
 

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境界を思う。

2020-04-22 境目

あちらとこちら。此方、彼方。わたし、あなた。

彼岸。此岸。

神社の境内に作品を置いたときに、

ぶわっとなにか別の世界が広がったような気がした。

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